4月 10 2023
障害年金 疼痛障害の診断書のハードル
疼痛障害は、痛みが人に解らないことが大きな問題です。
だから、「痛い」と言っても・・・解ってもらえません。
親しい友人やパートナー、家族なら「痛いなら静かにしていると良い」と言ってくれても、その痛みの度合いまでは解ってもらえない。
これは、医師にしても同じで、「痛い」と言っても、痛いならこの薬で痛みを和らげましょう。程度です。
痛みによる日常生活の支障具合を想像できる医師は多いとは思えません。
だって、医師は、同居していない他人だし、職業として症状を診ている人ですから。
しかし、その医師に診断書を書いてもらわないと、申請が出来ません。
疼痛障害の場合、最大のハードルは「医師が診断書を書いてくれない」です。
疼痛で障害年金の診断書を書いたことがない医師は、疼痛で障害年金の支給がされることを経験していないので、「体が動くから申請しても、障害年金の支給されない」と言われてしまい、診断書を書いてもらえない事例が多いです。
支給できるから診断書を書く。支給できないから診断書を書かない。というのは、患者に診断書代の負担をさせたくない医師の気持ちからもしれませんが、医師は障害年金の審査官ではありません。
ですから、障害年金について、その一端しか知らないことが多い。その知識を持って、診断書を書かない選択を患者に迫るのは、患者にとって不利益を与えていることになる。とも言えます。
とても不思議なことが現場では起きています。
説明をして理解を得られる場合もありますが、理解を得ることなく診断書記載に至らないケースがあります。
疼痛障害を診てくれる医師は少ない様です。
ですから、患者は、ようやく出会えた医師に頼らざるを得ない。
その医師が診断書を書いてくれないのだから・・・落胆し、無念でしょう。
先日も依頼者様が「あの医師ならわかってくれると思う。診断書を書いてもらえないか?確認します。」と意気揚々と言っていました。
しかし、結果は診断書を書いてもらえなかった。依頼者様は、「なんだったのだろう?診察の時の愛想のよさが消えて、冷たく切られた感じがした。」と、感想を述べていました。
私は、そんな結果ばかり知っているので、「まぁ、そうだろう」と思いますが、依頼者様からしたら・・・死活問題です。
今、この依頼者様は、他の病気で申請をするか?転院をするか?迷っています。
信じていた医師からの思わぬ言葉は、依頼者様が転院を考えるに値することも多く見ています。
医師は人。患者も人。人と人の信頼で、病院は成り立っている。と、このような事から感じます。




