4月 07 2023
障害年金 支給額 4月分から増額
障害年金も年金制度。ですから、毎年、年金額が変わります。
今年は、2.2%増額です。
障害基礎年金1級:993,750円 月額:82,812円
障害基礎年金2級:795,000円 月額:66,250円
※障害厚生年金の最低保障額も増額されています。
増額と言っても、月額:1,500円前後です。
この増額分、4月からの健康保険料の増額や物価高で、消失してしまうかもしれないので・・・生活が大きく楽になるとは言えないと思います。
障害年金が増額されなかったら、1,500円程度多く生活費がかかっていたんだなぁ。くらいで思っていた方がよさそうだな。と感じています。
生活だけで考えると、「障害年金と障害者雇用での収入」というのが、理想的だということに変わりはなさそうです。
とは言え、就労不能という人も多いのが障害年金受給者です。
一番の増額は、等級を上げること。額改定請求して、3級→2級、2級→1級になることだと思います。
これには、まず症状が悪化していることが大前提ですから、全員ができるものではありません。
そして、医師が、症状が悪化を診断書に書いてくれないと昇級は可能になりません。
二つのハードルがありますが、今すぐに額改定請求ができなくとも、一つの方法として覚えておくことは必要だと思います。
「法の上に眠る者は、これを保護せず」という言葉があります。
法を知らない者は、助けを得ることができない。ですから、誰から聴いて知る。自分で調べて知る。知っていれば、助けを求める事が出来ます。
「知る」から始めて、「いつか」のために備えておくことしかできないのが、現状です。
万能ではない年金制度や福祉制度ですが、知っていれば、得られる制度が出てくる可能性は広がります。
生き抜くために必要な知恵の一つだと思います。



	    	        
