4月 02 2023
障害年金 中等度知的障害 1級 支給決定
今回、中等度知的障害で一般企業 障害者雇用で、勤続数十年の方が、1級になりました。
1級と言えば、知的障害で考えると「重度知的障害」の人しかなならない。と思われていることが多いですが、「重度」「中等度」「軽度」の判定は、一つの目安でしかないです。
生活状況を審査をされて等級が決定されますから、例えば「軽度」であっても1級になることはあります。
あと、就労をしていると1級にならない。と考えられていることも多いようです。
「精神障害・発達障害」と「知的障害」では、就労の審査のされ方が異なります。
ですから、特に「知的障害」の場合は、就労をしていても1級になることは、「精神障害・発達障害」よりも多い傾向にあると感じています。
今回の案件の方は、母親と本人の二人暮らしで、普段は母親が本人の世話をしている。そして、妹さんが、本人の世話を時折してくれる程度。
就労は、本人ができる軽微な作業を淡々をしている。
そんな感じです。
これだけ見たら、よくある暮らしぶりの方です。
その詳細を診断書や申立書で記すことで、審査官が理解をして下さった結果だと思います。
1級支給、皆さん喜んで頂けて本当に良かったです。
一安心です。




