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障害年金

7月 19 2023

障害年金 診断書待ちって・・・申請停滞期

障害年金の申請代行をしていて、「早く申請を済ませたい」と思っている依頼者様の気持ちは、よく解ります。

 

私も少しでも早く申請をしたいのですが・・・診断書が出来上がってこない以上は申請ができない。

 

診断書を依頼して、大抵は二週間程度で受け取れます。

しかし、医師の中には、何カ月もかけて診断書を作成する人がいます。

この場合、もう待つしかないんです。

 

この診断書を待つ間が・・・長い・・・。

完全に申請の停滞期に入ります。

 

ちなみに、診断書を書くのが遅いからと言って、早く診断書を書いてくれる医師と内容が大きく異なることはありません。

診断書を書くのが遅いからと言って、患者(依頼者)の症状をびっしり書いてある。ということもありません。結構、簡素にあっさりと書いてあります。

診断書を書くのが遅いからと言って、診断書の内容が、障害年金の支給がされ易く書かれているという事もありません。

 

つまり、診断書の出来上がりが遅いから・・・○○という期待は持たない方が良いです。

 

ただの申請の停滞期です。

診断書の出来上がりを待つことしか出来ません。

 

で、今、数件診断書待ちで申請停滞期です。

早く診断書を受け取って、申請ができると良いな。と待っています。

 

 

 


7月 16 2023

障害厚生年金 自閉症スペクトラム障害 2級支給決定

発達障害と知的障害は、申請の手順が似ているようで似ていない。

 

いずれも「生い立ち(発育歴)」を申立書に書かなくてはならないことは同じ。

しかし、遡った申請(認定日請求)をしようとしたときには扱いが変わる。

 

発達障害は、遡った申請が可能になるのが、初診日から一年六か月後。

知的障害は、遡った申請が可能になるのが、必ず二十歳の誕生日。

 

発達障害は、二十歳以降に初診日となる病院に行っていても、遡った申請ができる。

しかし、知的障害は、二十歳以降に初診日となる病院に行っていても、二十歳当時に病院に行っていなければ遡った申請ができない。

 

発達障害も知的障害もいずれも生来のものだが、知的障害だけは、二十歳の誕生日の時に病院に行っていないと遡った申請ができない制度になっている。

 

今回の案件は、自閉症スペクトラム障害。つまり、発達障害だから、遡った申請ができた。

障害厚生年金は、障害基礎年金よりも多くの支給額がある。それだけに、一年でも多く遡れると、初回の支給額だけは百万円を超えることが多い。

 

今のご時世、給与は多くないし、物価は高い。そして、社会保険料なども多く引かれている。だから、生活は苦しい。

少しでも遡れた申請ができ、支給額が増えた方が良いに決まっている。

 

この方は、幸い一般企業で、障害者雇用として就労しているから、普段の給与に障害厚生年金2級の支給額が増えることになる。

障害年金は、給与をもらっているからと言って、引かれたり、調整されたりすることはないから、給与+障害年金となる。

しかも、障害年金は非課税だから所得税はかからない。(給与は、所得税がかかる)そして、初診日が二十歳以降だから、所得制限もない。それだけに、働いて稼いだ分だけ給与が増えても、障害年金は全額支給される。つまり、生活費が上がる。

 

ご家族は、喜んでもらえて一安心。

これからは、更新申請に向けて考えなくてはならない。

 

一度、手にした障害年金は、誰しも手放したくなくなる。

生活費の足しにしてしまうから仕方ない。

 

障害年金が支給され始めた人は、「支給が停められるかもしれない」という事を考えながらせいかつしなくてはならないことが最大のデメリットかもしれない。

 

それでも、障害年金は支給された方が良い。

お金がないと心が不安定になるから。安心の元は、お金の確保。

綺麗事では生きていけないから、それも大変。

 


7月 13 2023

障害年金 知的障害 2級→1級の不服申立て / うつ病 3級→2級の不服申立て

申請代行をさせてもらっていて、「このままにしておくことはできない」と思わせられることがあります。

 

それは、「この診断書の内容で、この等級?」と感じるときです。

 

現在、不服申立てをしても、不服が認められる可能性は、3%もないかもしれないレベルと感じています。

一度の申請で決まった結果は、新たに申請をやり直さないと結果は変わらない。そんなイメージです。

 

ただ、やり直しをするにしても、「なぜ、その等級だったのか?」が解らなければ、やり直しの申請をしても同じ結果になってしまいます。

 

今回は、知的障害で2級。うつ病で3級。の結果について、それぞれに不服申し立てをします。

 

診断書の内容は、知的障害は1級。うつ病は2級。を示しています。

しかし、一つずつ等級が下がった結果になっている。

このままにしておくことはできません。

 

知的障害は、常時の援助がされている。うつ病は、労務困難、日常生活は多く援助を受けている。

この事実を不服申し立てで述べます。

だからと言って、結果が覆ることを期待するものではありません。

制度が残っているだけで、形骸化された不服申し立てですから。

何かしらの理由をもって、棄却されます。これ現実です。

 

不服申し立ては、今やこの棄却理由を理解した上で、申請のやり直しをするための準備です。

 

この2件、申請のやり直しの準備の始まりです。

 


7月 11 2023

「仕事が出来ない」だけでは、障害年金は認められない

障害年金の支給を求めるとき、「仕事が出来ない。だから、生活費がない。」ということがあると思います。

 

障害年金は、1級・2級・3級とあります。

その内、1級と2級は、「仕事が出来ない」上に、「日常生活も一人ではできないから援助を受けている」という人が認められる傾向にあります。

3級は、「仕事に配慮があればできる。日常生活は一人で何とかでも可能」という人が認められる傾向にあります。

 

3級は、初診日の時の加入年金が、厚生年金・共済年金の人だけが認められる等級です。

ですから、初診日が国民年金の人は、3級はありません。1級または2級しかありません。

 

国民年金加入者は、扶養されている配偶者や子供。厚生年金・共済年金加入者ではない人です。

 

精神疾患、臓器の疾患、肢体の疾患と大きく分ければ、この3つになるかと思います。

それぞれの疾患で、障害年金が認められる要件は異なります。

例えば、肢体であれば、脳出血や脳梗塞で支障が出ている部位の関節可動域や筋力から日常生活の支障具合が審査されます。精神疾患であれば、日常生活の身の回りのことの支障具合や就労での配慮の度合いで審査されます。

 

つまり、「仕事が出来ない」だけでは障害年金が認められないことの方が多いです。

合わせて、日常生活の支障具合は?を問われます。

 

申請をするとき、必ず自分の過去と向き合うことになります。

過去と向き合う事が辛く耐えられない人は、障害年金の申請そのものが困難かもしれません。

 

障害年金の申請は、自分が病気になっていき、現在に辿り着いた経緯を見直すことになります。

ご自身の過去は、ご自身にしか解りません。

自分以外の他人が解るとしたら、それは家族や昔から自分のことをよく知る人だけでしょう。

その人が、ご本人の代わりに過去を申請書類に書き起こしてくれれば、申請はできるかもしれません。

しかし、ご本人の代わりがいない場合は、ご本人が自分の過去を見直すことになります。

 

見直しても、審査の結果、障害年金が認められないこともあり得ます。

優しさだけで成り立っていないのが、障害年金の申請です。

 

ご自身で申請ができない。でも、障害年金の申請がしたい。というのであれば、ご自身の過去と向き合うことができるならば、頼りになる人に依頼をすることが良いかと思います。


7月 10 2023

障害年金 医師に伝わらないなぁ。と思うとき

障害年金の申請代行をさせてもらっていると、依頼者様から「医師に伝わっていない気がする」とか「医師に何を言っても、解ってもらえない。医師が決めてしまっている」という言葉を聞きます。

 

この言葉、医師からしたら「検査データを診ると、その症状はないはずなんだけどなぁ」とか「それは、精神的なものだから・・・薬を出して様子を見るか」とか思われているかもしれません。

 

医師は、専門をもっていますから、専門を超えた症状は解りにくいのでは?と感じることがあります。

実際、腎臓疾患で通院していて、体の異常を伝え続けても「脱水症状」と言われるばかりで、他の部位の異常を考えてくれず、自分で他院にかかり癌が発見された。

他には、町医者で目眩がして症状を話したら、「船酔い止め」の薬を与えられ続けた。その後、転倒して、仙骨を骨折し総合病院へ入院。入院した病院で異なる目眩の薬を処方してもらった。現在は、目眩症状は軽減したが、原因は解らず。

 

など、伝わらないことはあるなぁ。という感想を受けています。

 

ご自身で、他の病気もあるかも?と思えば、他院で診察してもらい直した方が良い。ということもあるようです。

 

医師も他人。他人の痛さや目眩など、目に見えない症状は、自分自身でしか解り得ないこと。

他人が解るはずもなく、苦しむのは、ご自身です。

 

精神的な事で言えば、孤独感や喪失感、無気力感、焦燥感、憂うつ感など・・・ご本人が持つ感情は、他人には理解できない。他人は、解ったふりしかできない。

 

障害年金の申請を考えるなら、それでも医師には伝えて書き留めておいてもらわないと困るので、伝えるしかない。

医師に解ってもらおうと思えば、伝える事を諦めてしまう。だから、申請をのために、「感情を書き留めておいてもらおう」と思えば、伝えることに諦めずに済むかもしれません。

 


7月 07 2023

障害年金 支給中で、雇用保険(失業給付)と傷病手当金(健康保険)の関係

障害年金の支給中に、失職することがあります。

 

失職すると、雇用保険(失業給付)を受けたくなります。

障害年金の支給中に、失業給付との併給は可能です。

一切、調整が入りません。

 

しかし、手帳を使って失業給付を得ようとすると、医師の就労可能の証明書が必要だったかと思います。

 

肢体であれば、障害がある部位以外の部位で、就労可能は問題ないです。

しかし、精神疾患の場合は、就労不能である故に障害年金を得ているとすれば、失業給付の就労可能と矛盾が生じてしまいます。

制度的には、障害年金と雇用保険(失業給付)の併給は可能ですが、精神疾患の場合は問題が生じる可能性があります。

 

 

障害年金と傷病手当金であれば、これは返金が生じます。

障害年金が優先されて支給され、傷病手当金との差額を健康保険協会や健康保険組合に返金することになります。

返金する支給は、障害年金と傷病手当金の支給期間が重なっている期間のみです。

 

「生活=お金の確保」ですから、得られる支給はすべて受けたいと思うのは普通な事です。

しかし、制度との兼ね合いにより、全てを得ることは難しい。というのが現状です。

 


7月 06 2023

障害年金 診断書記載依頼前に、ご自身の病名を知っておいて欲しい

障害年金は、病気自体が支給対象ではないことがあります。

 

肢体や臓器の場合は、病気で支給対象ではない。という事は起きません。

しかし、精神疾患の場合は、病気自体が支給対象ではない。ということが起きます。

 

その病気が、神経症や人格障害です。

例を挙げると・・・不安障害、強迫神経症、適応障害、抑うつ神経症、対人恐怖症、広場恐怖症、解離性障害などです。

 

この他に精神疾患ではないですが、味覚障害も支給対象ではありません。

 

このように、診断書を書いてもらっても、病気自体が支給対象ではなければ、申請しても不支給になってしまいます。

申請書類を集めることは、手間だけでなく、金銭的負担と疲労が伴います。

ですから、ご自身の病名を診断書記載依頼前に知っておいた方が良い。と思います。

 

頑張って申請して、徒労に終わらないためにも、前準備はしておいて欲しいです。

 

 


7月 05 2023

障害年金 「症状固定」について

障害年金には「症状固定」という考え方があります。

 

症状固定は、これ以上治療を継続しても回復しない状態ということが認められたことになります。

 

脳出血や脳梗塞などが出現したのち、これ以上の機能回復は見込めない場合が多くみられるケースです。

 

ここで気を付けたいのが、誰が症状固定を認めるのか?という事です。

診断書を書く医師が、「症状固定」を認める。そして、その診断書を読み、審査官たちも「症状固定」を認めた場合にのみ「症状固定」が成立します。

 

診断書を書く医師だけが「症状固定」を認めても、審査官たちが「まだ機能回復の見込みがある」と判断したら、「症状固定」は認められません。

だから、申請をして、結果をみるまで解らないのです。

 

脳出血や脳梗塞の場合、病気が出現してから六か月後から「症状固定」が認められたなら、初診日から一年六カ月を待たずして申請が可能になります。

生活が切迫している人にとっては、「症状固定」で申請ができた方が申請が早くでき、支給される可能性も早く訪れることになります。

 

ちなみに、この初診日から六カ月経った考え方は、精神疾患(統合失調症・双極性障害・うつ病、発達障害)には該当しません。初診日から一年六カ月経ってからしか申請ができません。

 

「症状固定」をしているかどうか?確認するには、診断書を書く医師に尋ねるしか解らないです。

だから、特に脳出血や脳梗塞の方は、医師に障害年金の申請を考えている事。そして、症状固定がされているのか?を確認することをしておいた方が良いと思います。

 

「リハビリをしているという事は、機能回復が見込めるから」という考え方で審査されることもあるので、リハビリ中は、一年六カ月経ってから申請した方が無難かもしれない。ということも参考して下さい。

 

 

 

 


7月 04 2023

障害年金 今日は申請前の書類確認を依頼者様にしてもらう日

障害年金の申請は、書類を揃えて、年金事務所や役場で提出。その後は、審査官の元に届き、審査されて結果が通知で知らされる。

 

こんな流れです。

 

書類が基本の審査です。

請求者自身や請求者の家族が作成した書類であれば、何が書いてあるか?請求者は確認が容易です。

 

しかし、社労士等の代理人に依頼をした時は、何が書いてあるのか?書類確認ができません。

提出される書類で、結果が決まるのであれば・・・気になる。のは当然の心理です。

 

だから、希望される方には、申請前に書類の確認をしてもらっています。

 

確認してもらったとき、「あぁ、こういうことなら他にもある」とか「ここ・・・意味合いがちょっと違う」とか「これで、支給されそうなのか?」とか・・・色々な意見や疑問が出ます。

 

この意見や疑問が、とても大事なんです。

 

私は、障害年金の申請に慣れています。制度のことも知っています。だから、当然に書いてしまう事が多いです。

しかし、請求者様や依頼者様は、一度きりの申請ですから、「なぜ?」はつきものです。

申請してからでは、手直しはききません。

 

「なぜ?」を解決・説明したり、「こういうこともある」を加筆したりする過程で、請求者様や依頼者様が、障害年金について理解出来てきます。

理解が及んだもとで、申請をする。そして、結果を待つ。

理解をしていたら、不安要素は軽減されます。

審査の間、健やかに過ごせる日が増えます。

 

結果を待つのは、不安です。

自分の申請が、どうなっていくのか?支給されないことがあるとしたら、どこが原因になりそうなのか?

書類確認の中で解ってきます。

ね?大事でしょ。


7月 03 2023

障害年金 に限らず、年金は案外と少ない!?

障害年金の申請代行をしていて、申請準備中に依頼者様に対し、老齢年金支給額と障害年金の支給額のおおよその比較をすることがあります。

 

その時に出る言葉が、大抵「えっ!? こんなにも年金って少ないの?」という自問自答のような声です。

 

生活からみたら少なくない金額を毎月の納付額。

特に、厚生年金加入者は、「国民健康保険料よりも上乗せで、自分の給与から納付している。65歳以降の年金額は、多くはないけど、少なくともこんなもんだろう」と、信じている人が案外と多い気がします。

 

50歳を超えてから、老齢年金の支給額の試算ができるようになります。しかし、このことはあまり知られていない事実。

そして、50歳頃と言えば、まだまだ体が動くし、休日の楽しみや趣味を謳歌できる時期。

65歳以降の生活費は気になっても、「何となる」とか思ってしまうのも無理がない時期。

そこまで真剣に気にできません。

 

しかし、ご自身等が健康を失ったとき、直面する生活費。

そして、障害年金の申請に辿り着く。その支給額をみて、「少ない!!」と驚くのです。

 

現在の給与額が高額な人ほど、支給される年金額だけでは生活を賄うことに悩むと思います。

 

かと言って、NISAやiDeCo(確定拠出型年金)は、要は株投資ですから、将来の見込み額は読めません。

年金基金(確定給付型年金)とiDeCoは、60歳を超えてからの支給開始です。

 

現役時代の生活を支える資金にはなり得ないと思います。

なかなかに厳しい現実を突きつけられます。

 

現在、NISAなどの「ほったらかし投資」以外の株式投資をしていたとして、どれだけの人が、障害年金をはじめとする年金支給額だけで生きていけるでしょうか。

生きていける答えはない。としか言いようがない。

それだけに、せめて障害年金だけは支給が可能になるようにしたい。と、実感しています。

 

さぁ、今日も面談です。

今日は、障害年金の申請が最適か?老齢年金の支給を待った方が最適か?考える相談です。

障害年金の申請になって、障害年金が支給されないと、私には報酬は入りません。

しかし、その相談者様が、障害年金の申請よりも老齢年金の支給を待った方が良い。と、相談の結果、納得できて判断されたなら、それは最適なことです。

 

障害年金は、無理に支給を望む必要はありません。

相談者様が、最適な年金制度を選択できて、生活に少しでも困らなくなるなら、それが一番良いことですから。

 

 

 


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