11月
27
2022
障害年金には、「不服申立て」という制度があります。
申請をした結果に不服があれば、上部機関に不服を申し立て、再審査を求める制度です。
昨今、この不服申立ては「認められない」という認識が強いです。
確かに、「認められない」確率は高いです。
しかし、絶対に「認められない」わけでもありません。
稀に、認められます。
今回、「うつ病」で障害年金2級になった方がいます。
診断書の内容は、1級になってもいいのに!?と思えるほどでした。
結果をみて「不思議だなぁ」と思えることが起こるのが、障害年金です。
不思議は解消をしないといけません。
だから、依頼者様のご希望もあり、不服申立てをしました。
今年で六件目です。
今まで2件、不服申立てが認めれて、1級になっています。
今回も1級を求める不服申立てです。
結果がどうあれ、今回の申請で「何が理由で、1級にならなかったのか?」解ります。
これは、次回の申請の時に活かせることなので、無駄になりません。
依頼者様にとって、障害年金は生活費そのもの。
1級になる可能性があれば、求めたいですよね。
11月
26
2022
障害年金の申請には、審査があります。
審査がある以上、支給されるためには基準をクリアしていないといけません。
病気ごとに診断書は異なり、クリアしなければならない症状や検査数値も異なります。
例えば、腎臓疾患の場合、人工透析をしている方ならば支給される可能性は高い。しかし、人工透析をされていない方であれば、検査数値や医師の所見や日常生活能力の程度が基準をクリアしていないと障害年金は支給されません。
基準はギリギリクリアしていない。でも、こんなにも体は辛く、日常生活が送れない。それなのに障害年金は支給されないのか!?と思う方は多いです。
人工透析になれば、生活の不自由さは一気に上がります。まだ服薬で何とかなる。だから、医師が人工透析を躊躇っていることがあります。
医療と障害年金の狭間です。
障害年金は何度も申請ができます。
ただ、一回一回の申請で提出した書類は年金機構に半永久的に残っているので、次の申請の時には見比べることができる材料を渡すことにもなります。
そのことに留意して、今回は無理かもしれないが、今の状態で一度申請をお願いします。という案件はあります。
この場合、依頼者様には、申請前に申請書類を見て、説明をします。
質問があれば、同じ質問でも何回も答えています。
不安になるのは当然ですから。
ダメ元でも、一回の申請で支給開始されることを期待していることは、私は知っています。
だから、「ダメ元」という覚悟を知りつつ、支給開始されるよう尽力しています。
11月
25
2022
障害年金の年金証書は、最初の申請の結果の時にしか自動的に年金機構から郵送されてきません。
例えば、等級が2級→1級になった。停止されていた障害年金が再支給になった。ということがあっても、年金証書は自動的には郵送されてきません。
年金証書は、精神障害者福祉手帳を更新の時に使用する人が多いと思います。
このとき、2級→1級に昇級した。としたら、1級の年金証書を提出すれば、手帳も1級になります。
手帳の更新時期を待たずして、障害年金が1級になった。症状が重くなったのだから、手帳も1級にしたい。と思えば、更新時期を待たずして、1級の年金証書を提出して手帳の1級を求める事も出来ます。
それだけに、等級が変わった。再支給された。となれば、年金証書が欲しくなるのは当然です。
障害年金と精神障害者福祉手帳の制度は、全くの別制度です。提出する場所も異なります。
提出先:
年金・・・年金事務所
手帳・・・役所
年金証書の発行を求めるのは、年金事務所です。
その後、新たな年金事務所を持って、役所に赴き、手帳の手続きをする。
今回も2級→1級になった方の年金証書の発行の依頼を請けたので、年金事務所で手続きをしてきました。
依頼者様の場合は、無料で手続きをさせてもらっています。
新たな年金証書が届くと、皆さん、等級が上がったことを実感するようですよ。
11月
24
2022
障害年金の申請代行をさせてもらっていて、依頼者様から「初めからお願いしておけばよかった」という言葉を頂くことがあります。
障害年金は年金制度ですから、自分で申請ができます。
この障害年金に限って言えば、審査があります。
初診日・診断書・申立書等の申請書類のひとつひとつを審査官たちがみて判断します。
判断の結果、障害年金が不支給という結果になることも多々あります。
なぜ、不支給になったのか?
それを不思議に思っても、腹を立てても・・・本当なら支給されていて・・・とか思っても、時間は戻ってきません。
時間は一日一日前にしか進みません。
明日は思い返すことは出来ても、やり直しはできないのですから。
障害年金の申請は、自分でもできますが、審査官目線で申請書類を準備をしないと後々困ることが出てくることが多いです。
審査官なら、この書類の何処に疑問を持つか?という目線です。
申請に慣れているだけでは養えないです。
多くの申請をして、常に考え、不具合が出る度に思慮深くなり、研鑽をはかる。
そうして養われていきます。
自分で申請をして思い通りの結果にならなかったなら、依頼をしてみてください。
少なからず、なぜその結果だったのか?は解りますよ。
そして、次は期待通りの結果になる・・・かもしれません。
11月
23
2022
当事務所で2年前にうつ病で、申請をした方の話です。
2年前は、今の病院と異なる病院に行っていました。
その病院では、ご本人の症状が、医師になかなか伝わらず、ご本人が悩んでいました。
しかし、早い申請を考えると、その病院で診断書を書いてもらい、申請をしたい。というご希望でしたので、その病院で診断書を書いてもらいました。
診断書の内容は、2級か3級のギリギリでした。
そこで申立書で、ご本人の状態・状況を詳細に作成しました。そして、障害基礎年金2級になりました。
とりあえず一旦は、2級の支給開始になったので一安心ですが、実際は症状が重かったので、医師に症状をしっかり伝えてもらうための助言をさせてもらいました。
そして、2級から二年後・・・ご本人の意思で転院されており、医師にも症状がしっかり伝わっていました。
そこで昇級を目指す申請(額改定請求)をすることにしました。
医師に診断書を書いてもらい、内容を見ると・・・2級か1級かのギリギリでした。
診断書だけでは心許なかったので、他の添付資料もつけて申請をしました。
結果、障害基礎年金1級になりました。
ご本人は「これでまた安心になりました。ありがとうございます。」と喜んでおられました。
(了承を得て掲載しています。)
11月
22
2022
障害年金の申請は、医師が診断した病名で、どの程度の日常生活能力があるのか?就労能力があるのか?を診断書で判断して、等級を決めたり、不支給にしたりします。
精神疾患の場合、統合失調症、双極性障害(躁鬱病)、うつ病(気分障害)、発達障害(自閉症、注意欠陥多動性障害、広汎性発達障害、学習障害)、知的障害は、精神の診断書を使って判断されます。
例えば、統合失調症で診断されていて、精神障害者福祉手帳の診断書を確認すると、本人の状態よりもとても低い判定だったりすることがあります。
これは、統合失調症としての症状は思うほど強く出現していない。と読み取れます。
しかし、日常生活状態は悪いのです。
何故でしょうか?
別の病気で日常生活に支障が出ている可能性があります。
そこで発達障害の検査を受けたい。医師にお願いすると、「検査ができる病院」と「検査ができない病院」があることに気付きます。
発達障害を疑うなら発達障害の検査ができる病院に行くしかありません。
実際、今まで統合失調症しか診断されていなかった方が、発達障害の検査ができる病院に移って検査を受けたら「自閉症スペクトラム障害」と診断されました。
そして、自閉症としては症状は重い。と医師に言われました。
このように、一つの病院では解らないことがあります。
転院が良い。とは言いませんが、今の診断に不思議を持つならセカンドオピニオンも良いのではないか?と思います。
11月
21
2022
障害年金の申請は、一度の申請で複数の病気の申請ができます。
例えば、「うつ病と脳出血」「発達障害とうつ病と線維筋痛症」など・・・複数の病気の申請ができます
「うつ病と脳出血」ならば、うつ病の初診日と脳出血の初診日をそれぞれに確定させて、それぞれの初診日から申請が可能か?確認して、両方とも申請が可能ならばうつ病の診断書等の申請書類、脳出血の診断書等の申請書類をそれぞれに準備して申請します。
「発達障害とうつ病と線維筋痛症」ならば、発達障害とうつ病は同じ診断書で提出するので一つの申請になります。だから、「発達障害とうつ病+線維筋痛症」という二つの申請になります。
発達障害とうつ病の初診日を確認。線維筋痛症の初診日を確認。そして、それぞれに申請が可能か?を調べて、申請が可能ならば、「発達障害とうつ病」の診断書等の申請書類、「線維筋痛症」の診断書等の申請書類をそれぞれに準備して申請します。
難しく感じますが、発達障害とうつ病は、同じ精神の診断書でまとめられるから、それで一つ。「線維筋痛症」は、精神とは別の診断書で示されるから、それで一つ。という風に、何の診断書を使うか?によって、申請数が変わります。
11月
20
2022
障害年金の支給が決定して、私の仕事は終わります。
しかし、依頼者様たちとの縁が切れるわけではありません。
依頼者様たちから度々連絡があります。
就労継続をしている依頼者様たちは、就業場所で人間関係に悩んだり、上司や同僚に自分のストレス状況や業務改善の申し出の仕方が解らず悩んでいます。
想いが強くて、そのままの気持ちを伝えてしまえば、自分の立場が悪くなる。でも、どうやって解決またはお願いをしたら良いのだろうか?
切実です。
この場合は、電話で話をさせてもらいます。
状況を聴き、想いを聴き、どうなったら良いのか?を確認します。
労働基準法に関わっていることもあります。
労働契約法に関わっていることもあります。
しかし、法律による解決は、その時は解決されたように見えても、対人においては遺恨を残しかねないことがあることを知っています。
遺恨が残れば、また嫌な思いをすることがあるかもしれません。
法律的な解決ではなく、考え方と対処・対応で乗り切る。
社会は法律で守られていますが、対人となると感情が入ってきます。
人の感情は自由ですから怖いです。
依頼者様たちが就労継続ができるには?を考えるために会話をします。
頼ってくれる依頼者様たちが就労で悩むなら、悩みを聴く。助言を求められたら、助言をする。
この程度しか出来ません。
でも、「そうか。そう考えたらいいんですね。」と明るい声を聴けたときは、ホッとします。
考え方や捉え方に悩んでいる。これは、依頼者様たちばかりじゃなく、私も同じです。
人を通して、自分のことを知ることが多いです。
11月
19
2022
気温の変動や季節の変わり目、家族等との葛藤など・・・人それぞれに精神的に辛くなることは異なります。
他人が、「そんなことは、○○したらいいんだよ」なんて言う問題ではないです。
大抵の人が、人から言われたことは「あぁ、そうだね。」と、助言をくれた人に気遣って返答してくれます。
大抵の人は、他人から言われることは既に自分の中で見出しています。
だから、他人は見ているだけしかできない。と思います。
そんな辛い精神状態の中で、一旦、外部から離れたい。と思い、入院を考える場合があります。
医師に頼んで入院をする「任意入院」です。
しかし、外部から情報や感情を遮断するために入院をしたいのに、入院ができないことがあります。
その理由が「動物を飼っているから」「子供がいるから」「介護しなければいけない人がいるから」だったりします。
自分が辛いのに、自分以外の事を心配してしまう。
入院しようか?入院をやめようか?迷い、優先順位が付けられず、私に電話が架かってくることがあります。
私は、入院をした方が良い。悪い。とは言いません。
ただ、話をするだけです。
その話は、雑談です。
例えば、依頼者様が飼っている猫の話だったり・・・家族の話だったり・・・全く関係ない過去の話だったり・・・話したいことを会話しているだけです。
その中で、依頼者様が優先順位を決めていくように見えます。
「やっぱり入院して、今は精神を元に戻す。迷惑をかけるから」という人もいれば、「気になるから、今は入院はやめる。話をして気持ちが軽くなったから。」という人もいます。
答えは、いつも自分の中に持っている。
自分の中の答えを見つけ出すことが難しいのは、埋もれているからではなく、自分のことだから。
自分の心の底を見つめるだけの時間はあっても、見つめる機会がないから。
人と話すことで、自分の心の底を見つめる機会が得られる。
だから、答えを出せる。
人はつくづく繋がりの中で生きるのだな。と思います。
11月
18
2022
コロナウィルスが蔓延してから面談の様相が変わりました。
コロナウィルスに罹ってしまった。濃厚接触者になってしまった。だから、外出できない。という事態が起きるようになりました。
しかし、依頼者様は少しでも早い申請を求めています。
時間を無駄にしたくない気持ちは私も同じです。
ですから、依頼者様の体調で話ができるほどであれば、電話でお話を教えてもらっています。
少しでも申請準備を進めて、体調が回復し、外出可能になったら申請書類の確認をしてもらえるように整えています。
電話よりも会って話をした方が、互いに意思疎通が上手くいくので、スムースに進むのですが臨機応変に準備を進めていかないといけません。
人って、表情と声の微妙なトーンの変化と同時に見聞きして、相手の心情を察してコミュニケーションをとっている。と電話でするようになってから強く感じています。
電話だけでは声のトーンの変化しか解りません。それだけに、相手の疑問やまだ何か伝えたいのでは?という表情から察知ができないのは、多くの情報を必要とする申請準備においては大変な点です。
大変な点を踏まえて、細かく話を区切ることで疑問や伝え忘れがないようにしています。
メールなどの文では正直、状況しか解りません。
知りたいのは、状況だけじゃなく「その時の心情」だったりします。
人と人の話。文ではなく、話すことで伝わることが多い。そして、相手も質問がしやすいと感じています。
信頼は話すことで築かれていく。人はコミュニケーションで発展してきた種族ですからね。