4月 04 2025
うつ病 障害年金2級の依頼者様の「額改定請求(等級を上げる申請)」の依頼
障害年金には、症状が悪くなれば等級を上げる事を求める申請があります。
その申請を「額改定請求」と言います。
この額改定請求、昨今、とてもハードルが上がっている印象です。
ですが、ハードルが上がっているような気がするから申請を見送る。というのは違います。
現在、うつ病で障害年金2級の依頼者様。
昨年の更新申請で、1級を求めましたが・・・敢えなく1級にならず、2級のまま。
等級を上げる求めをするわけですから、当然に、前よりも症状が悪くなり、家族からの助けも多くなっています。
2級のままであることは、診断書の内容を確認して申請する前から予想が立っていました。
ですから、依頼者様にも「たぶん・・・かなりの確率で2級のままですよ。だから、今のうちから、医師に症状が重くなり、日常生活の助けが増えていることを具体的に伝えくださいよ。」と、ご本人の日常生活の状況に合わせた説明をしました。
更新申請したのが昨年12月。更新申請の結果が出たのが3月。そして、今は4月。
この間に、診察は数回ありました。
昨夜、依頼者様から「医師が解ってくれました。でも、医師が「1級は入院するほどの人だから認められないと思うよ。でも、診断書は書きますよ。」と言っていました。」と連絡がありました。
これで十分です。
医師が、ご本人の症状の悪化を認めてくれることが、一番肝心なこと。そして、症状悪化を診断書で示してくれることが、一番の鍵。
鍵はできました。あとは、申請することで、鍵を開けるだけです。
主治医は、審査官ではありません。
医師が言う障害年金の結果は、どこまでいっても経験則やイメージによる予想でしかありません。
もちろん、私も審査官ではありませんから、どこまでいっても経験則でしか申請準備を整えれません。
つまり、「医師が理解を示した診断書で、申請をしてみるしかない。」ということになります。
ただ、私は、障害年金の申請に慣れていますから、慣れていない人に比べて準備が上手いだけです。
どこまでいっても、「1級になる確率を上げる」手伝いしかできませんが、依頼された以上は、尽力し期待に応えるように頑張るだけです。
依頼者様は、確かに入院はしていない。でも、入院をしていなくても1級が認めてもらえる事例はあります。
だから、諦める必要はないです。