4月 16 2023
障害年金 新たな病院に通院開始したので、申請に向けて準備中
障害年金の申請をする際、診断書を医師に書いてもらいます。
精神疾患の診断書を書いてもらう事を考えた時、「今の医師で大丈夫だろうか?」と、考える依頼者様は案外と多いです。
というのも、精神疾患の場合、通院している理由が「薬をもらうため」であることが多いからのようです。
身体や循環器などの場合は、治療目的が多いのですが、精神疾患の人の場合は、「もう、そんなにも治らないから、薬だけは欲しい」という人が多い気がします。
ですから、診察時に医師に伝えてきたことが少なすぎて、「診断書は、ちゃんと書いてもらえるだろうか?」と不安に思うようです。
患者から医師に対する信頼が薄いことが、精神疾患の申請準備で露呈してしまうことになり、転院を考えるきっかけになっています。
医師は、この事実を知っているのか?それとも、他にも患者はいるから、どうでもいいと思っているのか?解りませんが、障害年金の申請で生活費の確保を考えるときに出てくる現実です。
依頼者様に「今の医師に診断書を書いてもらうのですが、大丈夫ですか?信用できますか?」と問うと、依頼者様は「不安です。」「今の医者は薬をもらうためにだけに通院しているので、もっと話を聴いてくれる医者がいたら転院しても良い。」と返答する人が多い印象です。
今、統合失調症の依頼者様の申請準備をしていますが、その依頼者様も「他の病院に変わっても良い。今の医者は、家から近い。それと、薬をもらっているだけ。診察のときに、自分のことを医者が気にかけていると感じていない。だから、自分のことを理解してくれているとは思えない。」と言って、ご家族が探した評判が良いと言われている病院に転院し、新たに診察を受け始めています。
そして、この転院先の医師に診断書を書いてもらうそうです。
診断書を書いてもらう医師が決まり、あとは診断書を書いてもらえる時期が訪れるまで、数か月待つのみです。
その待つ間に、色々と申請準備を進めていきます。
そして、診断書を書いてもらえたら、直ぐに申請を完了する手はずです。
精神科・心療内科の病院は群雄割拠。
一年ごとに新たな病院が建っている気がするほどです。
その中で、患者から水面下で取捨選択されていく。
これは、我々社会保険労務士も同じですけど。
医師は、勤務医から開業医になれば、生き残るための方策を考えていく人も多いだろうな。と感じています。
医師も人。ヒトである以上、性格が出る。開業医に向く人、向かない人・・・色々といる。
そして、年数が経つにつれて、初心を忘れていくのか?「医師の雰囲気が変わった。もっと前は優しかったのに・・・」という感想を聴くこともあります。その後、患者がだんだんと離れていく病院があることを目にしています。
患者である消費者は、いつもシビアな目で治療を受けているんだよな。と、感じます。
それは、社会保険労務士も同じで、依頼者様からシビアに審査を受けていますけどね。
さて、今日も面談です。
日曜日しか会えない人がいます。
社会保険労務士も開業である以上、依頼者様がお客様。お客様のご予定に合わせて仕事をしなくてはね。
今日も、頑張りますよ。




