12月 28 2022
障害基礎年金 双極性感情障害 2級支給決定
B型就労継続支援事業所に通所されており、一般就労は困難。身の回りの世話は、親御さんが行っている。という方です。
しかし、医師には、「B型就労継続支援事業所に通所できるのだから、症状は軽い。自分で病院に来られるのだから、症状は重くない。」と思われていました。
このように、実際の就労状況や家での状況を伝えきれないと、医師から理解をされないことがあります。
医師も人ですから、伝えていないことは解らない。ということです。
短い診察時間の中で、どれだけの情報を医師が読み取れるか?ということでもあります。
ご自身の症状をつぶさに伝えることができるのなら、精神科に行っていない。という人もいるでしょう。
しかし、医師はヒトです。伝えていないことは、診察の時の服装や表情や返答から類推するしかありません。
誤解されている人もいると思います。
依頼者様は、まさにそのような人でした。
ですから、医師に伝え直しをする期間を設け、申請をしました。
伝え直しをしても、それまで医師が思っていた症状が、急に変わることはありません。
ですから、診断書の内容は結構軽かったです。
診断書だけでは、2級は支給されない可能性が高かったので、申立書で詳細な状態を書き記しました。
結果、障害基礎年金2級の支給が決定しました。
ご本人は、とても喜ばれていました。




