9月 06 2026
障害基礎年金 中等度知的障害 更新申請2級 永久固定 決定
障害年金は、1年~5年の間で更新が行われる事が多いです。
この更新を「障害状態確認届」と言います。
障害状態確認届は、文字通り「障害状態を確認する届出」ですから、更新時期の障害状態を診断書で再審査し、再度等級と更新時期を見直す制度になっています。
さて、今回の案件は、中等度知的障害の障害状態確認届(更新申請)です。
この方は、更新時期に不支給になったことがあります。
不支給になったとき、当事務所に依頼してくださり、三年をかけて2級が認められ再度の支給になりました。
三年かかったのには、ご自身で更新申請をしたときに書かれていた診断書の内容が、再度の支給を求めるには困難だったからでした。
2級が認められ直してから、直ぐに更新申請の準備です。
依頼者様(母親)に、これから更新申請までに医師に何を重点的に伝えておくのか。どんな変化があれば、医師に伝えた方が良いか。など、説明していました。判断に困ったり、迷うことがあれば、連絡して欲しい。という旨のことも伝えました。
ですから、時折、連絡が来て、請求人様(本人)の状態や気になることの相談がありました。
そして、2級が認められ直してから五年後の今年、更新時期が訪れました。
「再度の不支給になるのは避けたい。」と、依頼者様(母親)と請求人様(本人)と思い、五年間医師に症状と日常生活状態と支援状況を伝え続けてくれていました。
実は、この「伝え続ける」ということが、障害状態確認届(更新申請)では大事なことになります。また、気になることがあったときに、随時の連絡をくれたことも助かりました。
理由は、必要な事が伝わっているのか?ということも含め、この方の話ではないですが、必要な福祉を受けているならば、福祉サービスを医師に伝えているか?などを確認し、必要に応じた助言ができるからです。
私は、社会保険労務士です。福祉には、社会保健福祉士・精神保健福祉士・施設の相談員の皆様に比べたら知識量は少ないです。
しかし、15年障害年金の専門として支援させてもらってきた中で、福祉の専門の方々と沢山話す機会があり、教えてもらえました。また、依頼者様たちから受けている福祉サービスの実状を教えてもらうこともありました。
それらの見知った知識は、障害年金の申請をする中で、必要な福祉や医療があることをお知らせすることくらいの手伝いはできます。
「知っているか。知らないか。」で、ご自身の生活の助けになる情報が変わります。
話は戻りますが、伝え続けてはくれましたが、前の障害状態確認届(更新申請)の時に診断書を書いた医師から新しい医師に変わってしました。
医師が変われば、診立てが変わることがあります。そこだけが心配でした。
現在の状況を再度聞き取りをさせてもらい、医師に診断書前に伝え直しをさせてもらいました。
できあがった診断書を確認し、申請しました。
結果、障害基礎年金2級が更新されただけじゃなく、もう二度と更新が訪れない「永久固定」が認められました。
障害年金の更新については、もう安心です。
もし、次に申請をする機会があるとすれば、障害状態が悪くなり1級を考えるときです。
しかし、今の状態は続くならば、この方は障害基礎年金2級が支給され続けていきます。
依頼者様も請求人様も安心したようで、喜んでおられました。
私も安心しました。




