7月 09 2025
障害年金 軽度知的障害 2級 支給決定
軽度知的障害の方の場合、障害年金が不支給になりやすい。と言われることがあるそうです。
なぜか?と考えると、IQの高さ故というよりは、就労ができていることが多いから。と思えます。
日常生活は、親御さん等から教えられて、できることが多い方もいます。一方で、教える暇がなく、家事がほぼできない状態の方もいます。
また、身の回りのことが「できる」「できない」は、中等度知的障害と軽度知的障害では、その方の性格次第と感じています。
つまり、日常生活の状態で考えると、中等度知的障害なのか、軽度知的障害なのかでは考えません。
何が、どうできないのか?で、考えますから、軽度知的障害でも障害年金に該当する方は多く居ます。
就労においては、どこで、どんな雇用形態(一般雇用または障害者雇用)で働いているか?で考えますが、一般雇用であっても一概に、障害年金の対象から外れる。とは考えません。
軽度知的障害の方であれば、一般企業や個人事業者の元で働いていることはありますし、障害年金に該当することがあります。
さて、今回の方は、少し自立心が強い方でした。ですから、親御さんの言うことは聞きません。むしろ、反抗します。
家のことは、一見するとできているように見えます。自分のことが好きで、おしゃれに気を遣います。仕事は、B型就労支援で自由にしています。
このように見ると、なんだかアンバランスさを感じます。
このアンバランスさが、この方の障害年金の支給を得るポイントになる。と考えました。
「できているようで、できない」「できないようで、できている」ことがあるので、その精査が必要になります。
仕事は、「なぜB型就労支援施設で働いているのか? A型就労支援施設や一般企業が無理な理由は、何なのか?」を見極める必要がありました。
面談の中で、生い立ちを教えてもらう中で、その理由が段々とはっきりしてきます。
そして、現在も問題になっていることが明確になります。
面談の良いところは、表情を見ながら話せることです。
教えてもらう内容が、辛いことだったりするので、表情から「聞き方を変えよう」とか「今日はここまでにした方が良い」とか、判断がしやすい。そして、相手も、私に聞きたいことの細部をその場で聞きやすいようです。
「なぜ」が明確にして、申立書を作成し、診断書も依頼して障害年金の申請に臨みました。
結果、障害基礎年金 2級の支給決定が認められました。
今後、この方は、親御さんと離れて生活をする準備に入るそうです。一人暮らしをする際に、障害年金の更新で大事なことは福祉職員さんたちが整えてくれます。
これにて、一安心です。




