7月 02 2025
障害年金 知的障害 1級 永久固定 認定決定
障害年金には、1年~5年の間に、更新申請を迎えることが多いです。
しかし、「症状が固定している」と、審査官が判断したときは、更新申請を迎えない「永久固定」が存在します。
この「永久固定」、誰しも狙って認定されるものではありません。
理由は、審査官が判断したとき・・・つまり、自分が症状固定をしていると思っていても、審査官が認めなければ、症状固定にならないからです。
これは等級も同じで、狙って「希望する等級を得る」ことはできません。
「永久固定も等級」も、申請準備をする過程で、「医師に伝えてきたこと」「申立書に記載する内容」「証明するために必要な添付資料」などを積み上げてきた結果にすぎません。
できることは、希望が叶うように申請準備を余念なく進め、申請することだけです。
さて、今回の案件は、この上記の事実を説明した後に、依頼者様の希望を叶えるべく申請をしました。
最初に、請求人様の日常生活をざっくりと教えてもらいます。
この段階で、「何を主訴に、どんな申請書類を集め、揃えていくか?」の申請の方針が決まります。
この方の場合は、ポイントは「医師の理解を深める」でした。
教えてもらった内容から、日常生級を示している級を示していると感じました。書類も揃えることに難しさはなく、申請するだけなら、社労士に依頼する必要性は感じませんでした。
問題は、医師が昔から関わっていて、請求人様の成長度合い親目線と同じように感じているのではないか?と思えたことです。
知的障害とは言え、成長はしていきます。ただ、成長速度が遅いだけです。
その成長を親目線で見ているとしたら・・・「できることが増えてきた。だから、大丈夫」と、捉えてしまう。
障害年金では、成長の速度も大事ですが、「今の日常生活が、どの程度援助が必要なのか?」が、肝心になります。
知的障害で言えば、本人の年齢の同年齢の人と比較して、「どの程度、できないことがあるのか?」そして、その結果、どの程度の助けがないと生活できないか?が肝心になるわけです。
親目線が強くなると、「できることが増えた」に意識が行き過ぎた診断書になってしまっていないか?と思える、内容のことがあります。
とは言え、医師が思うことを書くのが診断書ですから、そのように思っているならば、その診断書は成立しています。その診断書から導き出される結果がでます。
それだけに、医師の理解が大事になることがあります。
今回の案件は、約一年越しの準備を進めてきました。
依頼者様が、障害年金の結果を心配して、早めに準備を進めようと思ったからです。
依頼者様と何回も面談し、お話を聞く中で、事実に基づいた請求人様の状態の何を伝えた方が良いか。を説明させて頂きました。
今回の結果は、医師の理解を得るための期間が十分に取れたことが要因。と言えます。
結果が出たとき、依頼者様は、朝一番に「1級です!永久固定です!本当に助かりました。一人では暮らせないと思っていたので、障害年金の更新申請を考えなくて良い。と思うと安心しました。」と、とてもとても喜んでおられました。
申請準備を積み重ねた結果と言える事例です。




