6月 07 2025
障害年金 うつ病 「3級→2級」へ昇級決定
昨今、障害年金の結果が厳しくなった。と言われています。
その中で、2級なのに・・・3級になってしまっているな。と、診断書を確認して感じる事例を見掛けることが多くなりました。
とは言え、診断書の内容をしっかり読んでみると、「ここが3級になったのだろうな」と読み取れる案件も多いです。
今回のうつ病の方の案件は、前の記事とは別件です。
ご自身で申請されて、3級だった。でも、2級にならなかったことが不思議で、依頼をしてくださいました。
まずは、3級になった理由を診断書の内容から判断しなくてはなりません。
診断書に「できないことの中に、できることがしっかり明記されている」ことが、3級になった原因だと感じました。
医師は、診察で患者から聴いたことから日常生活を類推していると思います。つまり、医師に伝えていることの結果による3級だと思いました。
医師は、嘘は書いていません。ただ、本来の日常生活を聞いていないから、診断書に反映できなかっただけ。
患者は、自分の様子や言葉から「自分が生活に困っている。助けてもらっている。」ことを医師がわかってくれていると信じている。
だから、伝えきれていなかっただけ。
医師も人ですから、聞いてないことは解りません。
ですから、伝えないと伝わっていないことの方が多いです。
ならば、どうするか?医師に伝え直しをしてもらえばいい。
あとは、医師が、伝え直しの言葉に理解を示してくれるか?理解してくれないか?になるだけです。
医師も人ですから、性格があります。だから、理解を示してくれる人もいれば、理解を示してくれない人もいます。
人の気持ちや意思を変えてもらうのは、簡単なことではありません。「無理なものは、無理」という現実を知ることも多々あります。
それでも、今の主治医を信じるならば、伝えなおすしかありません。
伝えなおすにも、ご自身のことは、自分では解らないものです。
だから、面談により、今の状況や援助の様子を教えてもらい、ご本人に医師に伝えるべきことを説明させてもらいました。
説明しても、「医師に伝える言葉が出てこない。表現ができない。」こともわかっているので、言葉も表現もアドバイスさせてもらいました。
ここで気を付けたいのは、医師に今の症状より重く伝えないこと。
症状を重く伝えたら、薬が変わることがあります。薬の作用により、今よりも日常生活に支障が出たら、本末転倒です。
だから、今の症状を重くも軽くも伝えず、事実を伝えることが大事になります。
この方の場合は、医師が伝え直しに理解を示してくれたので、本来の日常生活の状況や援助の様子が診断書に加えられました。
そして、等級を上げる「額改定請求」をしました。
結果、障害厚生年金「3級→2級」の支給へ等級が変わりました。
ご本人は、とても安心された様子でした。一安心です。




