2月 29 2024
うつ病 障害厚生年金 2級 支給決定
ここ数年、「うつ病は障害年金の支給が難しくなってきた。」という旨のことを言う人が増えてきた。
これは、どういうことだろうか?と考えてしまう。
というのも、当事務所では、うつ病の支給決定が難しくなった。とは感じたことが一度もないから。
過去も現在も、うつ病の審査は変わらない。厳しくもなっていないし、緩くもなってない。
ただ一つ、診断書の内容を審査する視点は変わってきているかもしれない。と感じている。
でも、これは、うつ病に限ったことじゃなく、全疾患に対して感じていること。
今回のうつ病の方の申請は、診断書の内容が、依頼者様から教えもらっていた症状より少し軽いかな。依頼者様が求めている2級は支給されるかな?と心配した。
だから、申立書(ご本人の症状を医師ではなく、本人または代理人が書いて示す書類)で、詳細に示した。
ここで気を付けたいのが「お金がなくて生活に困っている」ということを書いても意味がない。ということ。
障害年金の審査は、生活費の有無の審査ではない。日常生活の支障具合の審査である。
つまり、生活費に困っていなくても、日常生活の支障具合が認められたら、障害年金の支給は得られる。ということ。
障害年金は福祉制度ではなく、年金制度。だから、福祉的な優しさを求めても応えてくれない。
この方も生活がとても困っているわけではない。親は健在だし、兄弟も一程度支えてくれている。
ただ、将来の自分の生活を見据えて障害年金の申請を出来るだけ早くしておこう。と、周りの勧めもあり考えただけ。
私は、依頼者様の日常生活状態を教えてもらい、申立書を作成させてもらいました。
当然に、職業的な観点から申立書を作成をしていますから、ご自身が申請するよりは、障害年金を意識した内容になっているのは否めない。
ただ、嘘は書いていない。
診断書の内容も職業的に読み解くことができるので、留意する点には気付く。
だからと言って、医師が書いた診断書の内容を変更や書き直しを求める事はできない。だから、私の了見の申立書の作成段階で考える。
その結果、2級の支給決定が下りた。
ご本人は、年金証書がご自宅に届き、「年金証書が届きました!でも、年金証書の見方がよく解りません。教えて下さい。」と、明るい声で連絡をくれました。
年金証書の内容を読み上げてもらい、お伝えしました。
そこからひとしきり質問を受けて、返答しました。
障害年金の支給は、一生モノではない。更新がある。だから、医師にこれからも症状を伝え続けること。そして、迷ったら、私に質問して欲しい。ということを説明しました。
障害年金の支給を受けたら、受けた。で、気になることは出てくるもの。
人によっては、ここから長いご支援をさせてもらう人もいます。
とりあえず、ご期待にそえて良かったです。一安心です。




