11月 02 2022
障害年金 54歳になって発見された知的障害の申請
知的障害は、基本、先天性(生まれつき)と言われています。
ですから、大人になり知的障害が発見されても、二十歳前障害(二十歳前から病気だった)として申請することになります。
通常、「初診日」が問われるのですが、知的障害は初診日が問われません。
理由は、「生まれつき」だからです。
ただ、申請上、はじめて病院にかかった日は、自分で作成する申立書に書かなくてはならないので、「いつから病院にかかったかなぁ?」と思い出す必要はあります。
さて、今回の申請の方は、ご自身が精神疾患であることしか家族も本人も知りませんでした。
理由は、知的障害を疑わなかったので、勉強ができなくても気にせず大人になっていったからです。
この申請の途上で、知的障害を疑われ検査を受けて発見されました。
ですから、病歴には知的障害に関することは出てきません。
ご本人の親御さんから小さい頃のことを聞いても、知的障害に類するエピソードはでてきません。
そりゃそうです。親御さんは、知的障害を疑っていないのですから。
ただ、聴き進めていくと・・・大人になり「そういえば・・・」「考えてみたら・・・」と言った具合にエピソードはでてきました。
丁寧に聴き取りをしても、エピソードは沢山出てきません。
しかし、教えてもらったエピソードを活用して申立書を完成させて、診断書と共に申請を致しました。
あとは、審査の結果待ちです。
つい最近まで知的障害とは診断を受けていなかったのですから、不自然さはあります。
しかし、診断書も申立書も事実を書き留めてあります。
このように後々になって発見される知的障害の案件は、申立書の書き方に悩むと思います。
「何を書けば良いのだろう?今まで知的障害とは思わずに過ごしてきたから、何も思い浮かばない。」となると思います。
何がエピソードで、何が必要ない事柄なのか。の精査をしつつ申立書を完成させていかなくてはいけません。




