10月 31 2022
障害年金 笑顔の感情
障害年金の申請をする前に、面談をさせてもらいます。
面談は、請求人ご本人のこともあれば、請求人の家族のときもあります。
面談の時、教えてもらうことは「病院歴・日常生活・就労状況」です。
しかし、それとは別にごく普通の会話をすることがあります。
その時、何気なく見せてくれる笑顔があります。
大して笑いたくもないのに、私に気を遣って笑顔を作ってくれる方がいます。
その笑顔は、笑顔なのに寂し気で、愁いを帯びています。
思わず「なんて寂しい笑顔をするんですか。」と言ってしまうことがあるほどです。
そうすると、「一人って寂しいんですよ。こうやって、誰かと話しながら珈琲を飲んだり、パンを食べるなんて、ずっとしていないから。。。」と言うんです。
自分の感情を吐露して、自嘲気味に、でも少し嬉しそうに時間を過ごしてくれることがあります。
笑顔って、楽しいときや嬉しいときにだけ見せる表情じゃないんですよね。
相手に気を遣って見せる表情だったりもするんです。
でも、気を遣って見せてくれる笑顔は、本人の優しさと寂しさなんです。
辛い気持ちを抱えて生きていることを知りながらも、私ができることは依頼を完遂し、期待に応える事だけ。
期待に応えることができた時、本当に嬉しそうな声が聴けるんです。
その声は、一時の感情かもしれない。でも、束の間でも安心が得られたなら良かったな。と思うんです。
障害年金の申請を続けていると、色々な人生に出会います。




