10月 16 2023
障害年金 難病の申請について
「発達障害・知的障害・統合失調症・双極性障害・うつ病」の案件は、通年多いです。
その理由は、おそらく申請書類を集めたり、申立書を作成することが、病気のせいで精神的に困難になっているからだと思います。
- 病院に電話を架けることが不安、怖い。
- 病院に書類をお願いに行くまでが困難で行けない。
- 病院の受付でお願いしたり、受付で質問されたときに返答できるか?不安。
- 何を書けば良いのか?
- 「書く」と言ったって必要な事は、何なのか?
- そもそも考えているだけで疲れる。
- 思い出すだけで辛くなるのに、それを文字に起こすなんて、二重で辛い。
だから、申請するために人の助けが必要になるから依頼をしよう。と思う人も多いのではないか?と思っています。
しかし、難病の方の場合は、電話をかけたり、受付での対応はできる人が多い気がしています。書類作成は、字が書きにくくなっていたり、体を起こせないから作成が困難になっている人はいますが、何とか出来る人も多い印象です。
それでも難病の案件が増えているのは、自分で申請が困難な理由があるから。
その理由が、難病に至るまでの経緯が、多岐にわたり一筋縄で示すことができないからだと感じています。
病院の転院歴、複数の異なる治療歴、複数の診断名と所見・・・これらを申請書類にまとめる前に、この申請のスタートは、どこの病院なのか?何の症状が、この申請の発病になるのか?が解らない。だから、書類が作成できない。
あとは、ネットで調べても、自分の病気で障害年金の支給を得ている人が見つからない。だから、申請しても支給されるか?解らない。
難病は多い。そして、あまり病名が知られていないこともある。
それだけに、自分の同じ病名を探しても、治療歴や闘病記は見つかっても、障害年金については出てこないことが多い。
参考になる情報が少ない。
情報が少ない分、障害年金を詳しく知る人に相談をしないと理解ができない。となるのだろう。と感じています。
今、「疼痛」「意識障害」「肢体の不自由さ」を抱える難病の方々の依頼を受けています。
全員、まずは発病から教えてもらい、治療歴から転院歴・・・そして、申請の主訴を決めていきます。
申請準備に取り掛かるまでの下準備を怠ると、申請間際で辻褄が合わなくるので慎重に準備をしていく必要があります。




