3月 04 2023
障害年金 支給後の生活は様々
障害年金が支給されたのち、依頼者様から生活についての相談を受けることがあります。
障害年金の支給を受けたけど、思ったほどに多くなかった。という声を聞きます。
それだけに、障害年金だけでは生活ができない。という話です。
親御さんや配偶者、パートナーと同居している場合は、「障害年金と就労支援事業所の給与又は工賃」という組み合わせで生活をしている人がいます。
親御さんと同居している場合は、障害年金を使わずにとっておいて、親御さんが金銭の支援を継続している人もいます。
独居の人の場合は、ヘルパーや訪問看護の支援を受けながら、「障害年金と就労支援事業所または一般企業障害者雇用」という組み合わせで生活をしていることが多いです。
「生活保護」という考えが思い浮かびますが、親御さんの家やご自身の車、ご自身の預貯金、親族からの金銭援助がある。など、色々な制約で生活保護を受けられない方も多く居るように感じています。
悩めども、お金が入ってくる要素というのは、働かない限りなかなかにない。ということを知ります。
B型就労継続支援事業所の工賃では、一カ月頑張っても三万円未満。障害基礎年金2級(一カ月約65.000円)ですから、B型就労継続支援事業所の工賃と障害基礎年金2級では、一カ月10万円未満になってしまいます。
こうなってくると、障害者福祉サービスを受けられないか?考えたくなるのですが、福祉サービスは金銭面よりも家事や健康維持のサポートの側面が強いように感じています。
生活費そのものが増える方法は、今のところ「働く」以外ないように思っています。
生きていくことは、それ自体が闘いである。と感じます。
障害年金は、本当に生活の一助にしかなりません。一人の人の生活費を賄うほどには支給されない。
それでも、0円よりは多い。
依頼者様たちの生活に少しでも役に立てばいい。と思って申請代行をする毎日です。



	    	        
