2月 27 2023
障害年金 審査請求の結果が返ってこない
障害年金の申請には、裁定請求(最初の申請)、不服申立てがあります。
不服申立ては、審査請求、再審査請求とふたつあり、審査請求の結果に不服ならば再審査請求をする。という制度になっています。
今待っているのは、審査請求の結果です。
うつ病の案件で、裁定請求で障害厚生年金2級でした。しかし、その方は、入院を繰り返し、病状も不安定でした。
診断書の内容も、入院と病状の不安定さと日常生活の支障度合いの重さは書いてあります。
そこで、なぜ1級ではない?と不服を感じた次第です。
障害年金が支給されたらいい。は、障害年金専門の社労士の私からしたらあり得ません。
その診断書の内容から見て、認めれるであろう等級に達していなければ、達しなかった理由を知り、依頼者様にお伝えする義務があります。
依頼者様は、障害年金を生活の一助として申請したのですから、今後のことも見据えて知っておいた方が良いことです。
審査請求の結果は、3か月~4か月で返ってきます。
このうつ病の審査請求は、令和4年11月末に申請しています。
概ね3か月で返ってくるのですが、今回は4か月目に入りました。
この場合、申請数が多くて返答が遅くなっている。または、審査が難航し、2級のままにするには?を考えている。パターンが考えられます。
このうつ病の場合は、2級のままにするには?を考えているのだと感じています。
基本、審査請求は認めることはありません。年間数件、認められることがありますが、最初の申請で出た結果の焼き直しをするだけの機関です。
だから、この審査請求に期待を込めていけません。この審査請求は通過点でしかありません。
このうつ病の案件は、再審査請求までします。
理由は、1級に該当しない理由を知りたいから。そして、次に額改定請求をするときの参考にしたいから。
もう次を見据えて動いています。
審査請求には期待はしていない。再審査請求は、審査請求よりも複数人数で審査のやり直しをするので、少しは期待する。
でも、不服申立てに期待をしてはいけないことは普遍です。
それでも不服申立てをするのは、次につなげるためです。



	    	        
