6月 17 2024
障害年金 「永久固定」のメリットを問われることがある。
障害年金の申請をしたら、結果が出ます。
結果は、等級決定と次回の障害状態確認届(更新申請)の時期を報せてくれます。
等級は、等級ごとに支給される金額を見れば、障害年金の支給を受けたメリットを感じることができます。
しかし、更新申請が訪れることが気にかかるはずです。
更新申請のときに、等級がはく奪されるのではないか?と、考えてしまう人が多いです。
更新申請が訪れなければ、気に病むこともないのに・・・。と、思うでしょう。
確かに、更新申請が訪れない決定を得る人もいます。
更新申請が訪れない決定を「永久固定」といいます。
永久固定は、「障害状態が変わらない」と、年金機構の審査で判断された人のみの決定です。
どうやったら、この永久固定は得られるのか?その条件は?と、問う人がいます。
しかし、この問いに明確に答える事はできません。というのも、明確な条件が提示されていないからです。
だから、永久固定という決定が下りたら、永久固定を望んでいる人なら「よかった」ことになります。
永久固定のメリットは、更新申請が訪れないこと。これは間違いないです。
しかし、この更新申請が訪れないことには、もう一つのメリットがあります。
それは、「どれだけ仕事ができるようになっても、障害年金が支給され続ける」ということです。
例えば、知的障害の方で、今は「B型就労支援施設に通所」でも、縁あって「一般企業 障害者雇用」で働くチャンスを得たら、障害年金のことを一切気にせずに就労に挑戦することができます。
障害年金は、就労することで「障害状態が軽くなったと、一概に判断しない」と、定められています。
しかし、審査は人が行う事。もしかしたら、障害状態が軽くなった。と判断されて、等級が落ちる。または、支給停止される。という判断を下される要因になるかもしれない。とは、誰しも考えますし、私も考えてしまいます。
「人故の不確かさ」ですから、結果をみるまではわかりません。ただ、そのように定められている。というだけで、運用は人が行いますから。
この疑心暗鬼になることなく働ける。または、就労場所を探せる。ということが、最大のメリットなのではないか?と、感じています。
「永久固定」、当事務所では、チラホラ決定が下りていますが、それは偶然です。
私が、どうこうしてもたらした決定ではありません。
一生懸命に依頼者様の期待に応えるために、申請準備を進めた結果の副産物が、「永久固定」。
だから、「永久固定を取って下さい」と言われても、「無理です」と言わざるを得ません。
一様に、「永久固定」の判断を受けた人は、喜びがひとしおです。
しかし、中には、その永久固定の判断を捨ててまで、上位等級を目指したい。と、思う人もいます。




