3月 09 2024
障害年金 制度の壁?と感じることがある
障害年金は、年金制度の一つです。
だから、障害年金を得るためには、制度の条件に合致していないと支給は受けられない。
「障害者だったから、障害年金は誰でも支給される。と思っていました。違うのですね。」と仰る方々がいます。
その方々には、「はい。障害年金に福祉の要素は1ミリもありません。だから、明日亡くなってしまう。というほど症状が悪い人でも、制度の条件に合致していないと、支給はされません。逆に、金銭的に生活は困っていない。でも、制度の条件に合致している人は、障害年金の支給を得られます。」と伝えています。
こう話すと、無慈悲に感じるでしょう。
はい。無慈悲だと感じます。でも、これが障害年金です。
病気や怪我で、日常生活の大きな支障を得て、仕事が困難になった人が対象の制度が障害年金。
そこに生活費の原資となる給与等の所得制限は、二十歳前に初診日を迎えた人以外ない。
ただ、精神疾患・発達障害や臓器の疾患などの場合、仕事のストレスや対人に耐えうるだけの能力を有していることを仕事ぶりや仕事内容や所得(給与など)を判断材料の一つにされているから「仕事をしていると、障害年金が得られない」というような話が出回っているだけ。
例えば、肢体に障害を抱えている人は、体の部位の動きが審査対象だから、所得は関係しない。いくら稼いでも、障害を負った体で審査官が納得できる仕事内容や配慮を受けているなら、障害年金の支給は得られる。
これを「壁」と捉えるなら、「制度の壁」なのだろう。
しかし、それは障害年金を得ようとする人たちから見た「壁」である。
審査する側からみたら「壁」ではなく、「境界」でしかない。
障害年金の原資となる資金には限りがある以上、誰にでも支給させることができない。だから、「境界」を作るしかない。
「境界」から漏れた人は、何とか働けるのだろう。という判断になっている。と、医師が書く診断書の内容から感じている。
本当に働けない。日常生活に支障がある。なら、患者(請求人)が医師に伝える事から始まる。
医師は汲み取ってはくれない。診察から診るあなたしか知らない。
伝えていないことを医師に「解って欲しい」と言っても無理。
医師は神ではない。医師はヒト。医師は、職業人。祈っても、救ってはくれない。
医師が診ている間だけのあなたを診断書に投影するだけ。
だから、医師に怒るのも筋違い。
本当は、「壁」はないんだけどな。あるのは、「境界」。
そして、診断書の内容が「あれ?」と思うなら、伝え直しをするしかないんだけどな。
分かってもらえないなら、解ってもらえる人を探すしかない。
案外とシンプルだったりする。




