10月 10 2023
障害年金 知的障害 不服申立て(審査請求)2級→1級認定
知的障害の申請をした依頼者様の結果が、2級でした。
診断書の内容からみえれば、1級相当ある。
どこをどうみても、1きゅうではないか?と思える診断書の内容でした。
しかし、結果は2級でした。
このまま不服申立てをしなければ、2級のままです。
依頼者様の気持ちも私の気持ちも1級にならなかった理由は、なぜ?でした。
だから、1級を求める不服申立て(審査請求)をしました。
不服申立ては、診断書の内容を論じる必要があります。
ですから、障害年金のことをよく知っていないと、ただの感情論のようなぶんめんになってしまいがちです。
診断書の内容から1級が妥当である。ということを論じたところ、1級が認められました。
不服申立ては、3%~5%くらいしか認められない。と言われています。
確かにその通りだと感じています。
しかし、診断書の内容が、本来等級が見込める可能性があるならば、不服申立てをしておいた方がいい。と思います。
今回のように本来等級に認められることも、稀ですがあります。
認められなくても、その等級になった理由が明確化します。
等級を上げる事を考えた時、明確化された理由が満たされた時点で、等級を上げる申請(額改定請求)をすれば、等級が上がる見通しが立ちます。
認められることが稀な不服申立てですが、不服申立てをする意味はあります。
今回、1級になったことで、依頼者様のご家族は、実に喜んでくれました。
私は、ホッとしました。肩の荷が下りた気持ちです。依頼者様の期待にそえて、本当に良かったです。




