12月 16 2022
障害厚生年金 自閉症スペクトラム障害 3年遡及で2級 支給決定
今回、自閉症スペクトラム障害の依頼者様が、2級の支給決定がおりました。
自閉症スペクトラム障害は、発達障害です。
発達障害は、生まれつきの病気です。しかし、発達障害の発見が大人になってから。という場合が少なくありません。
この方の初診日は、厚生年金加入期間中ですから、申請は「障害厚生年金」となります。
厚生年金加入で働けていたので、前の医師から「障害年金の支給は無理」と言われていました。
しかし、医師が変わり、診立てが変わったことで「障害年金の申請をするなら、診断書を書くよ」と言われて、申請に踏み切った。という方です。
ただ、今まで「障害年金の支給は無理」と言われ続けていたので、自分で申請をしても不支給になるかもしれない。と思ったようで、私に依頼をして頂けました。
さて、「無理」と言われていた理由は、仕事が出来ているから。
だから、仕事が出来ている理由を見極める必要がありました。
見極めた結果は、周りの人が、本人の特性をよく知り、常に手伝っていたから仕事が出来ていた。ということでした。
発達障害の場合、本人の特性を理解してもらえれば、就労可能なことは多いです。
そこで、就労可能になっている理由を詳細に記しました。
次に、日常生活の状況です。
本人は、愛想がよく、社交辞令も言えます。そのため、誤解されやすいです。
愛想が良いのは、本人に関わる人が、本人にやさしいから。
社交辞令が言えるのは、家族が教え込んだから。
という理由でした。
実際の日常生活は、人を誰でも信じてしまい、お金を取られたり、騙されたりしています。また、身のまわりのことは、家族が手助けをしないとできない状態でした。
身綺麗になっているのは、本人の姉が、本人に似合う服装を見立てているからでした。
このような実際のことを伝え直してもらいました。
そして、書類を揃え、作成して申請をしました。
結果、障害厚生年金2級が、3年遡及で認められました。
ご家族は、大変に喜ばれました。
諦めずに好機を待った、ご家族の判断が障害厚生年金の支給に繋がったと思います。
(了承を得て、掲載しています)




