9月 11 2023
障害年金の更新が決まって、依頼者様が話してくれたこと
障害年金は、永久固定じゃないかぎり、1年~5年の間に、その時の状態を診断書で再判定をする「障害状態確認届」という更新を迎えます。
この更新の時に、障害年金が降級したり停止したりすることがあります。
何も変わらないければ、診断書の内容も変わらず、今までの等級が更新される。
しかし、前の申請の時と生活や就労や主治医に変化があれば、診断書の内容は変わり、等級が変わる可能性が出てくる。
障害年金は、一度支給され始めると生活費として充てる人が多いです。
だから、障害年金の支給が減ったり、停められたら・・・生活が根底から揺るがされることが多い。
そして、就労を探している人には、ゆっくりと探していられなくなる。
今回、ADHDの依頼者様が、私に更新の依頼をして下さいました。
その理由が、変化があったから、等級の行く末が不安になったから。
出来る限りのことをして申請をしました。
更新の申請は、最初の申請(裁定請求)よりも出来ることは限られています。でも、出来ることはあります。
結果は、診断書の内容が少し3級よりでしたが、今まで通り2級で更新が決まりました。
ご本人から
「あぁ・・・本当に良かったです。就労支援施設や移行支援施設を見学して、自分ができそうなことから始めようと思っています。その時、障害年金があるおかげで、焦らずに探せてます。障害年金がない時は、勤めたら生活のために辞めれない。と思って、苦しくても泣いても、働けなくなるまで働いていました。そのたびに、自分を立て直す作業が必要でした。でも、今は、自分が壊れる前に休めます。だから、助かっているんです。」
と話してくれました。
これでまた数年は、自分の体調に合った生活が可能になるようで、一安心しました。




