7月 28 2023
障害年金 精神疾患・発達障害「発病」は、概ね人間関係
障害年金の申請では、申立書に「発病」について記載が必要なので、「何がきっかけで異常を感じ始めたか?」教えてもらいます。
精神疾患の場合、不安・焦燥・苛々・孤独孤立・空虚という感覚からはじまる感情の原因は、概ね人間関係です。
学校、職場、家族・・・兎に角、人が絡む。
限られた環境の人と上手く付き合うことに疲れた結果、異常を感じて通院をする人が多い。
発達障害の場合は、学生時代なら親が本人の状態に気付き、通院させて検査の結果「発達障害」が判明することが多い。一方、大人なら、社会に溶け込めない自分の状態に疑問を持ち、ネットなどで情報を得て、発達障害の疑いを持ち、自分で通院して「発達障害」が判明することが多い。
発達障害が判明する前に、精神疾患の原因となっている人間関係が絡んでいることが多いのも発達障害が判明する特徴に感じています。
人間関係が上手くいかないと、その群れからは弾かれてしまい、自分を否定してしまうことが多い。
しかし、その群れに馴染めないだけで、異なる群れの中では馴染めることがある。
それは、同じ境遇の人たちが集まっている群れ。
例えば、「自分が離婚をして、一人で子育てをしているなら、同じ境遇の人が多い場所」「自分が趣味や興味を持つ人が集まる場所」などがある。
「同じ」がないと共感できない。「同じ」があるから、相手を理解しやすくなる。
自分が生きていける場所を探すことしかできないのでは?と思えてくる。
自分を表現する必要はなく、その場所に居て、孤立しなければいい。
その場所が、仕事に関することで、生活費を賄う事ができるなら尚良い。
障害者限らず、生きている間、人は探し続けるのだろうな。と感じている。




