6月 25 2023
障害年金 思い通りにはいかないものです
障害年金が結果が出るまでには、何にもの人が関わります。
主に、医師や審査官です。
「何にもの」という割に、二人だけ。なんですが、実際は、病院歴が辿る必要がある申請者は、辿る病院の数だけ医師などの病院関連者と関わります。また、審査官だって、一人というわけではないです。結果を出すまでに、何人もの人の審査の目が入っています。
自分以外の人が関わる以上、自分の思い通りにいかないことが起こるのは当然のこと。
診断書の内容ひとつとっても、自分が書いて欲しいことが書かれていない。とか、病名が自分が思っていた病名と異なっている。とか、申請の数だけ、「あれ?」と思う事は様々です。
初診日では、自分が思っていた初診日ではない病院で、「初診日」を証明しなくてはいけなくなることも多いです。
その新たに証明しなくてはならなくなった初診日の病院には、診療録が残っていない。だから、初診日の証明ができない。申請そのものが危うくなる。なんてことも多い事象です。
自分が思っているように障害年金が支給されれば、困る人はいません。
しかし、制度は、条件の羅列です。その羅列された条件をクリアすることが困難になることは、自分が制度を作っていないのだから起こり得ることです。
障害年金の支給が、運・不運があってはいけない。と思っても、制度で決められている以上、条件がクリアできない人が出てきます。
結局は、運・不運が出てきてしまいます。
社労士に依頼することで、制度を熟知しているので、証明の仕方がの引き出しが多い分だけ、この運・不運が少しは軽減される可能性はあっても、運・不運が消えることはありません。
社労士に依頼することは、自分が納得する申請をするためだと思います。
自分だけでは解らない方法を経験で知っているので、その経験を使って申請をすることで、納得できる申請に近づけることができるだけです。
想い通りにするために社労士に依頼するなら、それは勘違いです。
気をつけてください。社労士も人です。何でもできるわけではないです。




