11月 07 2022
障害年金 自閉症スペクトラム障害 2級 支給決定
親御さんは、子供(本人/請求人)の将来を考えて、障害年金の支給をずっと望んでいました。
しかし、ご本人は、親が生きている間は大丈夫と思っており、通院をすることを拒み続けていました。
障害年金は、医師の診断書が必須です。
診断書は、通院をしていないと書いてもらえませんから、通院をしていないならば、通院を始める事から申請準備のスタートとなります。
親御さんから「どのように説得をしたら良いのだろうか?」と相談を受けました。
正直、人の意識や考え方は、他人が介入して変えられるほど単純ではないと思っています。
「人の意識や考え方は、その当事者が困らないと変わりません。病気があっても、人ですから、我々と同じですよ。我々も困るから、変わろうとする。つまり、未来を見通せないと変われないです。見通せないなら、見通すことができるように話をするしかないと思いますよ。」とお伝えしました。
その話から、数か月後、親御さんから連絡がありました。
「ようやく、本人が通院をすることを決めてくれました。将来のお金のことを話しました。はじめは鬱陶しそうでしたが、自分が困ると理解してくると、段々と気持ちが変わってきたようです。今の時期を逃すことができないので、通院を開始します。」とのことでした。
ここから、この案件の障害年金の実質的な書類準備が始まりました。
面談をしたところ、二十歳前に通院をしている病院があることがわかりました。
その病院は、古くからある精神の地域の基幹病院でした。だから、カルテが残っている可能性は高いことがわかりました。
まずは、初診日の証明をとりました。案の定、カルテは残っていました。
次に通院再開の病院選びです。
ご本人は、二十歳前に通院していた病院に良い思い出がなく、嫌がりました。
そこで、少し離れた病院に通院することになりました。
二十歳前に病院に通院していたので、通院再開後、二か月で診断書記載をしもらえました。
その間、時間を無駄にしないために、申立書ための聴き取りと作成を並行しました。
通院再開から二か月半後に申請が完了しました。
結果、障害基礎年金2級が支給決定されました。
相談を受けてから、支給決定までの期間は、五カ月ほど。
一度動き出せば、一気に申請までやってしまわないといけない。ということがあります。
親御さんは「本当に良かった。相談して良かった。諦めていたから、本当に助かりました。」と、とても喜んでくれました。
(了承を得て、掲載させてもらっています)




