3月 31 2021
軽度知的障害 二十歳誕生日と同時に申請し、障害基礎年金2級 認定
知的障害の案件は、必ず「障害基礎年金」の申請になります。
厚生年金加入期間中に、初診日があり、その後に知的障害が判明しても、知的障害は先天性なので初診日の加入年金制度に関わらず「二十歳前障害」の申請になります。
この方は、幼少期から病院に行き、知的障害が判明していました。
そして、二十歳になると同時に障害基礎年金の申請をしました。
最短の申請をし、最短の審査を経て、最短で結果がでました。
二十歳になったと同時に申請をすることが、当然、最短の申請で、最短の結果を得る手段となります。
そのために、数か月前から準備に入りました。
発育歴や病院歴や日常生活の状態を丁寧に聴取し、作成していきました。
発育歴は、お母さまが作成すると思い出が多すぎて、何を書いたらいいのかわからない。何が審査で必要な情報なのかわからない。という不安の元、作成していくことになります。
とても時間がかかる上に、不必要な情報を書き連ねていることがあります。
丁寧に作成していくことは大事です。
でも、それは必要な情報を精査しながら、端的に審査官が読みやすいように作成していくことが肝心です。
日常生活の状態も同じです。
必要なことを必要なだけ審査官の目線を意識して作成し行くことが大事です。
診断書記載の時は、医師が本人をどのように診ているか?を知ることが大事です。
足りない情報があれば、伝え直しをしておく必要があります。
医師は、他人です。家族ではありませんから、知らないことがたくさんあります。
このように多くのことを経て、申請した結果、障害基礎年金2級が認定されました。
本人のお母さまは、手際よく申請してもらい安心できました。と仰ってくださいました。
そして、認定されてよかった。一息ついていました。
期待にそえて本当に良かったです。