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3月 9th, 2018

3月 09 2018

簡単とは言えない申請が、「障害年金の申請」

障害年金の申請の代行をさせてもらっていて思うことがあります。

 

「障害年金の申請は、老齢年金や遺族年金とは異なる難しさがある。」

老齢年金と遺族年金は、障害状態に合わせた等級を割り振ることがないので、年金事務所である程度の先行きが分かります。

しかし、障害年金は、障害の状態等を年金事務所ではない別の機関で審査を行い、等級を決定していくので、年金事務所では先行きが分かりません。

それだけに、「今後どうなるか?」を年金事務所で質問をしても、「審査があるので、わかりません。」という回答しか得られず、申請後に不安がでてくることがあると思います。

 

そして、審査の対象の一つとなる障害の状態を示す「診断書」は医師が書きます。医師はご自身から見えれば第三者です。その第三者に申請書類の重要部分を頼む必要が出てきます。そこにハードルが生まれます。

 

1.第三者である医師が、ご自身の症状を知り、その症状から日常生活状態をどの程度理解し、診断書に書き示してくれるか?

2.診断書を書く医師等が、どの程度障害年金の制度について理解を深めているか?

 

当事務所で扱ってき事例では、この2点がハードルとなることが多いです。

 

1.日常生活のことは医師に詳しく伝えれば、医師が考え方を変えてくれることはありますが、ご自身の今までの診察から感じる日常生活状態を信じて意見を変えてくれない方もいます。

2.障害年金の制度の理解は、医師はご自身が記憶されている制度を信じ、新たな情報を知っても記憶を書き換えてくれない方がなかにはお見えになります。つまり、法改正があり、法が変わったことを伝えても、その法改正に理解を示してくれないパターンです。

 もちろん、法改正の話を聞き、医師が疑問を感じ、年金事務所に直接、法改正について電話などで調べてくれ、法が変わったことを理解してくれる方もいらっしゃいます。

 

どちらの場合も、医師自身に新たなことを知る気がない場合は、医師が信じる考えや方法で申請を試みるしかなくなるパターンが多くなります。

 

何が言いたいかというと、障害年金の申請を完了させるには、医師の協力が絶対不可欠なため、ご自身だけ頑張っても(孤軍奮闘)、申請が完結しないのです。他人の協力を得ないと申請が終わらないというのは、他人に理解をしてもらわないと申請を終わらせることができないのですから、これは実に大変なことです。

 

これから障害年金の申請を考えている方々は、「簡単ではない申請に挑戦をしていくのだな」と頭の片隅に入れておくと、申請が終わるまで心が折れることなく、障害年金の申請を終えることができるかもしれません。

 

春を迎え、「生活を新たに立て直したい。どうにかしたい。」と考える方々がいるではないか?と思い、障害年金の申請をする前に、障害年金の申請事情を少し書いてみました。

参考になれば、幸いです。

 

 

 


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