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12月 25 2017

「発達障害」の案件が増えてきている

1:12 PM 障害年金

精神疾患で申請が多い病気は「うつ病」。

今も多いのでしょうが、当事務所では「発達障害」の申請が増えてきています。

 

「発達障害」の方は、就労している方が多い。しかし、就労が続かないため、厚生年金加入なったとしても、数カ月ほどで、直ぐに国民年金加入に戻ってしまう。

そして、就労が続かないことに悩み、病院に行き始めたのが、就労を辞めている間の国民年金加入の場合が多いから、初診日が国民年金加入である場合が多く、望める等級が、障害基礎年金2級以上である場合が多い。

 

障害年金2級以上は、「日常生活に支障をきたし、就労ができない」レベルとなっているから、障害基礎年金(2級以上)に認定されるのは、なかなかに大変。

 

ですが、就労しているから障害基礎年金に認定されないわけではない。

就労をしているなら、その就労先の雇用枠が障害者枠か。就労時間は。就労をしている際の状況は。などを考慮されるから。

それでも、なかなかに障害基礎年金に認定されるのは大変なのだが、考慮されるケースもあるから0%じゃない。

 

 

発達障害は、他者とのコミュニケーションが上手くとりにくいことから生ずる生きにくさの場合が多いようにみえます。

 

就労は、コミュニケーションの塊と言っても過言ではないでしょう。

ほとんどの職種で、他者の世話にならざるを得ない。他者が居る以上、コミュニケーション能力が問われます。

 

一概にコミュニケーションと言っても、雑談をする能力だけではありません。

その仕事は「急いでいるのか?」「どのような完成形を望んでいるのか?」などを話し合いの中で瞬時に察して、的確に確認していくことになります。

つまり、「察する能力」や「的確に確認する能力」もコミュニケーション能力に含まれくると思います。

 

  • 察することができないから、言葉の通りに行い、相手を怒らせる。

 

  • 失敗をしないように、迷惑をかけては悪いと思って確認をするが、その確認する回数が多すぎて、相手から「それくらい考えてわかるでしょ。自分でそれくらい判断して欲しい。」と言われる。

 

など本人からしたら、「何故怒られたのか?呆れられたのか?分からない。」なんてこともあると思います。

 

そして、日常生活においては、自分独自のルールや決まり事などが多く、食事の内容や清掃の仕方や整理整頓の場所などの拘り強く、家族以外の理解が得られない場合もあると思います。

外出をすれば、通り慣れた道から外れたら、道に迷うため一人で外出が困難という人もいます。

 

色々な不自由さがあるのに、一見すると普通の人に見えてしまう。

理解が得られにくいので、医師にも本人の状態が上手く伝わっていない方々が多いとように感じます。

 

障害年金の申請を考える上で、最初に大事になるのが、

第一に「初診日はいつか?初診日のカルテなど診療録はあるか?」

第二に「初診日より前日の二ヶ月前の国民年金保険料が、障害年金の申請が可能なほど納付されているか?」

第三に「医師に本人の状態がどの程度、正確に伝わっているか?」

これらを踏まえてから、診断書などの申請準備に入って欲しいです。

 

 

発達障害の方々の就労は、就労先の理解と相性が不可欠。しかし、就労する側の理解が追いつかないのが現実。であるようですから、発達障害の申請は、これからも増えていく傾向にあるのかもしれません。

 

 

 

 


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